2017/05/19 23:11
気が付けば5月も後半になって、過ごしやすいお天気が続きます。
5月20日の誕生花は、デルフィニウム。
今日はデルフィニウムについて。
科・属名: キンポウゲ科デルフィニウム属
学名: Delphinium spp.
和名: 大飛燕草(オオヒエンソウ)
別名: デルフィニウム
英名: Larkspur, Delphinium
原産地: ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山地
誕生花とその日付のひもつけはひとつだけではなく、
3月23日、4月19日もデルフィニウムを誕生花とする日付です。
属名の学名「Delphinium(デルフィニウム)」は、
ギリシア語でイルカを意味する「delphis」を語源とし、
この植物のつぼみの形がイルカ(dolphin)に似ていることにちなみます。
和名の大飛燕草(オオヒエンソウ)は、花の形がツバメが飛ぶ姿に似ていることに由来します。
花言葉:「清明」「寛大」「楽しみ」「激しい愛着」
花言葉の「清明」は、やわらかく重なりあった花びらの質感やさわやかな花色といったデルフィニウムの花姿に由来するといわれます。
よく似ている花でラークスパー(千鳥草)もあります。
ラークスパーとデルフィニウムの違い:
ラークスパー(千鳥草)が一年草、デルフィニウムは宿根草です。
日本ではどちらも一年草扱いですが、地域によってはデルフィニウムは越冬します。
植物標本 Botanical Collection■No.13-C ラークスパー ピンク
植物標本 Botanical Collection■No.13-B ラークスパー ブルー
5月の風に揺れる、花の姿を思いおこさせてくれる、植物標本です。
あなたのお部屋の本棚の片隅に、ベッドサイドに、窓辺に。
そっと置いて飾ってください。