2019/01/19 20:39
春が近づいています。
お花屋さんの前をちょこちょこ見に行くのが好きなんですが、
ここ最近、ぐぐぐっと春の気配が感じられます。
そして、今年もミモザが届きました。
たっぷりたくさんのミモザを注文したので、
部屋中、ミモザの黄色い花で埋め尽くされています。
ミモザは本当に明るいくて元気をくれる花ですね。
今年のミモザはパールアカシアの品種です。
【予約販売】植物標本 Botanical Collection■No.8-B ミモザ パールアカシア
ちなみに去年まではこちら、ギンヨウアカシアでした。
違いがわかりますか?
そうです、葉の形が違うんですよね。
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ここで「ミモザ」についてのお話。
オジギソウなどのマメ科オジギソウ属(英語版)(学名 Mimosa)の植物の総称。
(参照:Wikipedia)
春先、フランスで咲き乱れる黄色いフサアカシアの切花が
イギリスへ輸出され、その愛らしい花々はmimosaと呼ばれ、愛されるようになりました。
そう、本来ミモザとされているのは、フサアカシア。
そして、輸送技術の進歩によって、世界中の花々、植物が日本にも届けられるようになり、
多くの日本人もミモザの愛らしさに感動しました。
フサアカシアは背の高い大きな樹木に育つことから、
小さな背丈でも花を咲かせるギンヨウアカシアが日本では人気が高まり、
そのほか、サンカクバアカシア、アカシア・ブルーブッシュなど、葉の形が全く異なる品種があり、
どれも可愛らしい黄色い花を咲かせるので日本では、ミモザとして愛されています。
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3月8日は「国際女性デー」
1904年の3月8日にニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行ったことから始まったとされます。
女性が平等に社会参加が出来るように、
現在は国連事務総長が加盟国に対して、
女性の平等な社会参加ができる環境を整えるように呼び掛ける日となっています。
イタリアではこの「女性の日」の時期に咲くミモザの花をシンボルとして、
男性が女性にミモザの花を贈ることが習慣になっています。
3月8日を「ミモザの日」と呼ばれ、街中のお花屋にはミモザの花が溢れるほど店先に並ぶそうです。